第二部 私の脳腫瘍及び水頭症治療による晩期合併症と思われる症状とそれに伴う社会生活上の困難
軽度の右半身麻痺と失調があり、体の右側は、錘が抜けたような感覚で、特に右上肢に振戦が生じます。
運動(特に微細運動)に困難を感じ、平衡感覚にも軽度の障害があるため、電車の中など不安定な場所で支えなしで立つのが難しいことがあります。
つまずいたときや押されたときに転びやすく、体を速く動かすのが苦手で、動作が遅れがちです。
体育の授業ではよくからかわれました。
左耳に重度の難聴があり、会話や左側の音が聞き取りにくく、雑音があるとその傾向が顕著になります。
右耳を下にして寝ていると目覚まし時計が聞こえないことが多いです。
軽度の右側同名半盲と視野狭窄があり、注目した数列の右端にある数字を見落とすことがあります。
見えていない部分を背景で補正してしまうこともあるようで、実際にはあるものを見落としてしまうこともあり、他人のペースに合わせて動くと衝突しそうになることがあります。
頻尿(睡眠時約3回、覚醒時約12回)による活動の制限が大きいです。
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