脳腫瘍とは、脳と頭蓋骨の中にできる腫瘍の総称です。脳を覆う膜から発生する髄膜腫(ずいまくしゅ)も脳腫瘍の仲間に入れます。良性から悪性のものまで様々な種類があり、病理診断によって予後(治りやすさ)も異なります。また小児と成人では、種類や発症部分に大きな違いが見られます。脳神経組織自体から発生する原発性脳腫瘍と、他の臓器のがんが脳へ転移してきた転移性脳腫瘍の2種類があり、成人は人口10万人に12人の割合、小児は10万人に1人の割合で発症すると推定されています。
代表的な症状として頭痛が挙げられますが、腫瘍ができた場所によって症状が異なります。
頭痛、吐き気、めまい、手足の麻痺やしびれ、視力視野障害、歩行困難、認知障害、聴力低下など
原発性脳腫瘍の原因は未解明です。
大きくは、原発性の脳腫瘍か転移性の脳腫瘍かで分けることができます。
原発性の脳腫瘍については、良性か悪性か、種類も細かく分かれます。
1.転移性脳腫瘍
脳以外の部位にてできた腫瘍が移転したもの
2.原発性脳腫瘍
脳を構成する細胞がもととなった腫瘍
A. 神経膠腫(グリオーマ)
B.神経膠腫以外の脳腫瘍
詳しくは、こちらのホームページをご参照ください。脳腫瘍の種類と説明、治療例など詳しく載っています。
Copyright © JBTA. All rights reserved.